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ZINEとリトルプレス展 inLIS摂田屋 出品者の紹介

更新日:2月28日

 長岡市摂田屋地域で本と雑貨のお店を営む、LIS摂田屋2階。

 小さなスペースにぎゅっと詰まった幅広いテーマの本のラインナップ、丁寧に集められた古道具や作家さんの雑貨たちにわくわくするお店です。こちらのお店の店内にて、「ZINEとリトルプレス」の展示販売イベントを行うことになりました。


LIS摂田屋
LIS摂田屋

 まだまだZINEってなに?と聞かれることもよくありますし、限られた本屋さん・お店でしか手に取れない出版物を、実際に見てもらう/知ってもらう機会にしたいと思います。


 木舟舎は新潟市で2020年から「ふふふのZINE」というイベントの運営に関わっており、2020年ごろから友人と手作りのZINEをつくってみたところから本づくりのご縁が広がり、今に至ります。出版やデザインの知識は少なくても手を動かしたら形になったという体験、つくったZINEが自分の手を離れ知らない誰かのこころに届く体験はかけがえのないものです。


長岡という土地も、思い出深く文化の豊かな町です。そんな地域でZINEをつくる・知るきっかけをいろいろな方に届けられたら嬉しいです。


【ZINEとリトルプレス展~わたしのままつくる本~in LIS長岡 詳細】

日時:2025年2/27(木)〜3/3(月) 10:00-16:00

場所:LIS摂田屋2F(長岡市摂田屋4丁目8−28


主催:木舟舎


出品作家紹介


 12月~1月にかけて、新潟県内在住・出身などのZINE作家さんを募集・お声がけさせていただき、24作品が集まりました。




 以下、作家名と作品名などをご紹介します!


【出品者 / 作品タイトル】+木舟舎からの一言


  1. マガリ図書 / 「マガリジンvol.1」

    デザインや装丁も含め、自ら何でもやってみようという精神が伝わってくるZINE。本や人にほれ込み、それを伝えるエネルギーに満ちています。


  2. Haruna Takizawa / 「台所からのおくりもの」「波路はつづく、」

    手書きの文字と絵、ときどき挟みこまれる写真で北海道の日々を絵日記のように綴ったZINE。トウモロコシの絵と農場のおじさんの絵がとても好き。(波路はつづく、)

    長岡の実家のおばあちゃんの料理の写真を撮りたい、それだけでも素敵なのに、まあ写真一枚一枚の力のあること、美しいこと、おいしそうなこと。(台所からのおくりもの)


  3. よーそー / 「えにっきをまいにちかいているおとな」

    えにっきをかくようになるまでの人生を絵と言葉でふりかえる、絵本のような詩集のようなZINE。具体的な説明がなくても、ひらがなと易しい言葉で伝わるものはある。「たなびく けむりのようだった」のページが特に好き。


  1. 砂東かさね / 「あの時のあの人」

    記憶の中の、名前も忘れた「あの人」がかけてくれた言葉。誰もがそういうものを持っているはずなのに置いてきてしまったな、と思いを馳せる静かでたしかな4つのエッセイと1つの詩。


  2. ゆきちゃん / 「わたしの父」

    まず、お父さんについてのエピソードがこんなにあるだけでもすごい!と感心します。くすっと笑える話がたくさん。「夜散歩」のエッセイが好きです。


  3. ひもすがら文庫 / 「すべてわたしの居場所にする」

    2023年から移動本屋として活動するひもすがら文庫さん。前半は本屋に興味がある人にはとても参考になる記録、後半はこの人のことをもっと知りたくなる日記が入っています。


  4. 飯塚菜央 / 「いいこでいるのはもうやめた」

    誰もモブキャラじゃない、という言葉にはっとしました。一ページ目の漫画がお気に入り。


  5. takayanagi miho / 「KUSA」

    リソグラフで刷られた、自然光が見えてくるような道端の草たちの写真をあなたも見つめてみてほしい。


  6. となりのみっつ / 「道くさラララvol.3」

    今はローカルにいる人たちの過去の異国での経験を書いた文章は、意外と読んだことがない。ページをめくれば、自由な風がいつでも心の中に吹く。


  7. 耕す人 / 「霧中で歩く」

    今回のイベントで初めて知った作り手さん。ぐいぐい読んでしまう文章だけでなく、スナップや音楽まで入っていて、驚き。「創作とチル」の章がとても興味深い……!


  8. こやしばまりこ / 「よるべない帰宅」

    自転車で橋を渡り、実家を片付け、山に登り、そして自分の意志で初めて参加したトークイベントでZINEをつくったまりこさん。手土産のエピソードが大好きです。


  9. 芍薬アカデミー / 「地獄のパルタージュ地点」

    引用したいページが多すぎるので、読んでください!新潟出身、東京で芸人として働く芍薬さんの、閃光のような色濃い日々とリズミカルな言葉たち。


  10. コイズミアヤ / 「ZINEおかけん」「This box fits inside (or outside) the others.」

    美術に詳しくない私は、岡崎乾二郎さんの名前を最近知りました。岡崎さんに詳しくなくても、現代アートワークショップの過程を残したり遠くにいる数人で編集したりと、新たな世界を見せてくれる本。(ZINEおかけん)

    このリーフレットが作品のような美しさ。じゃばらに開くので、飾ることもできます。(This box fits inside (or outside) the others.


  11. 武藤要 / 「本屋巡りの旅はじめてみました」

    北海道から九州、なんと台湾までずっしり盛沢山の旅日記。旅と本屋の相性はとってもいいのです。本屋好きにはたまらない1冊。


  12. うさかめ文庫 / 「今、ここ、じーん。③」

    上がって下がって、変化して。嵐のように日々を生きる大学5年目の彼女の等身大の言葉に、はっとする。辛いことがあった時に開きたくなるZINE。


  13. onehap / 「身体の声を聴いて」

    誰しも起こり得る、身体の不調、病気。実体験とそこから生まれた気持ちの変化が丁寧に書かれた貴重なエッセイ。お守りのような本や人があることは大事。


  14. 宮田遊子 / 「A Room of One’s Own」

    手書きと写真、そして日記と型にはまらない残し方が心地いい。全部読んでから、タイトルの意味を考えるととてもグッときます。


  15. こふく堂 / 「日々のひとかけ」

    ある冬から夏までの日記。「曇りの輝き」にあのドラマのセリフを引用してくれて嬉しい。


  16. 辻乃々子 / 「Lake」

    秋、茨城の牧場で働いた日々につくった、絵画と詩と写真。長岡造形大を昨春卒業した彼女の世界観とまなざしに、静かにぐっと引き込まれる。


  17. デネッカ / 「ワードローブ 冬」

    背伸びして買った服。誰かが思い浮かぶ服。毎日繰り返す、身近な選択のひとつひとつ。服について思いを馳せることは、自分の日々の輪郭をなぞることかもしれない。


  18. わたし / 「18-21」

    初めてZINEをつくるという彼女。表現の原石のようなコラージュと言葉たちをぜひめくってみてください。


  19. haruka sei / 「珈琲ゼリーと宇宙人」

    1枚の紙を折ってつくられた、A4の8分の一に書かれたエッセイのひとつひとつが手のひらで光る。今は横浜にいるharukaさんのままならない気持ちが軽やかに綴られる。


新潟県内、下越から上越までさまざまな場所から、今は県外に居るという方も数名参加してくださいます!

ぜひ皆さま、当日は会場に足をお運びください◎



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お問い合わせ

ZINEやリトルプレスをつくってみたい方、イベントを一緒に企画したい方、

出版物を販売いただける方(委託/買切どちらも対応可)、

ご要望やご相談はこちらのメールアドレスまでお寄せください。

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mail: kibunesha.oar@gmail.com

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